心臓が止まりそうな出来事
お弁当の配達屋さんから電話が入った。
「おばあちゃんにお弁当を配達に来たけど、出てこない。電話にも出ないし、新聞も取っていない。もしかしたら、中で倒れているかもしれない。」
急いで身内に連絡を取ったけれど、繋がらない。
ダメだ。無駄に時間が過ぎている。
とりあえず、お弁当屋さんから救急要請をしてもらい、私も駆けつけることにした。
頭の中は最悪の事態でいっぱい。
「どうか無事でありますように」
到着してしばらくすると救急隊も到着した。同時に中から寝起きでかなり不機嫌な息子が出てきた。
事情を説明し、おばあちゃんの様子を伺うと、外出中と。
無事で良かった…。
救急隊員さんには平謝りし、何度もお礼を言って帰っていただいた。
実際に本当に中で倒れていたり、亡くなっていたりすることがある。しかも、直ぐに発見出来ず…(以下、自粛)ということもある。
今回は幸い無事であったので、ホッとした。
毎日のように無理難題な電話があり、頭を抱えているが、久々に心臓が止まりそうな出来事だった。